【大学受験対策】東京工業大学の入試傾向と対策

オンライン予備校CLEAR受験ジムの大学受験コラムです。
こちらのコラムでは大学別の入試傾向と対策について記載をしています。

東京工業大学について

明治時代に専門技術に優れた職工や工業教員を養成するために設立した「東京職工学校」が母体となっている理系総合大学です。
近年では理学、工学だけでなく情報、バイオなどにも力を入れている大学となっており、それぞれの領域で研究が進められている結果、2000年にノーベル化学賞を受賞した「白川英樹」、2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した「大隅良典」などを輩出しています。

キャンパス所在地

大岡山キャンパス

《学部》
理学院、工学院、物質理工学院、情報理工学院、生命理工学院、環境・社会理工学院

《アクセス》
大岡山駅(東急大井町線・目黒線)徒歩1分

すずかけ台キャンパス

《学部》
生命理工学院

《アクセス》
すずかけ台駅(東急田園都市線) 徒歩5分

田町キャンパス

《アクセス》
田町駅(JR山手線・京浜東北線) 徒歩2分

学部紹介

理学院

学科定員
数学系,物理学系
化学系,地球惑星科学系
151名

「数学系」では、数学の基礎的な内容から高度な内容までを段階的に学び、数学の専門家を育成しています。

「物理学系」では、力学、電磁気学、量子力学、熱・統計力学といった物理学を基礎から学び、実験や演習も豊富に行われています。

「化学系」では、物理化学、無機・分析化学、有機化学分野の基礎的な内容を必修科目としており、高度な専門知識を学ぶ土台作りを行っています。

「地球惑星科学系」では、大陸、海洋、大気、惑星、宇宙といったそれぞれの領域について探究をすすめ、幅広い分野を修得していきます。

工学院

学科定員
機械系,システム制御系,電気電子系
情報通信系,経営工学系
358名

「機械系」では、「工業力学」「材料力学」「熱力学」「基礎流体力学」「機械力学」「機械要素及び機械製図」といった科目が必修となっており、それらの基礎知識を踏まえた上で、ロボットや機械設計などの専門領域を学んでいきます。

「システム制御系」では、工学や科学といった基礎科目を学んだ後、計測、制御、設計、システム科学の専門学力を身につけることで高機能ロボットや次世代精密機械の設計、開発に取り組んでいく人材育成を行っています。

「電気電子系」では、情報伝達システム、電子デバイスなど幅広く電気電子工学分野の基礎学力と応用能力を修得していきます。

「情報通信系」では、情報通信システムに必要な幅広い知識を修得することで、通信用集積回路技術から大規模ネットワークシステムまでを網羅する領域の学習を行っていきます。
基礎的な必修科目を学んだのち、自分で研究材料を決めて研究をすすめる「学士特定課題研究」があるのが特徴です。

「経営工学系」では、企業活動、経営、生産に関する総合的な社会経済を学んでいきます。
経済学や経営学、経営管理学を学ぶことで次世代のリーダーを育成しています。

物質理工学院

学科定員
材料系、応用化学系183名

「材料系」では、社会生活に必要な材料について学んでいきます。
金属、有機物、無機物などの材料学を基礎から幅広く学び、社会が求める次世代の工業材料の研究、開発を行っていきます。

「応用化学系」では、物質の基礎的性質や反応性を原子・分子レベルで学び、新しい化学技術を切り拓いていく人材の育成を行っています。

情報理工学院

学科定員
数理・計算科学系,情報工学系92名

「数理・計算科学系」では、コンピューターを使って数学を研究する、現実的な課題を数理的観点から解決を研究する、情報処理を学んで実行する、それらを実行できるコンピューターを設計開発するといった人材育成が行われています。

「情報工学系」では、情報に関する領域を幅広く学んでいきます。
コンピューターに関する技術や情報を深く学び、新しいシステムの構築ができる人材を育成していきます。

生命理工学院

学科定員
生命理工学系150名

生命理工学系では、生命理工学に関連した科学技術を学ぶと同時に国際的倫理観を育てていく教育を行っています。
生命現象に関する知識を理論、実験、演習を行うことで実践的に学び、インターンシップなどを通してさらに成長を促していきます。

環境・社会理工学院

学科定員
建築学系,土木・環境工学系
融合理工学系
134名

「建築学系」では、計画・構造・材料・設備・施工のような工学的領域、人文社会学的領域、都市・環境工学、生活環境領域などを幅広く学んでいきます。
最先端の建築、都市空間を創造できる設計者、技術者、研究者などを養成していくことになります。

「土木・環境工学系」では、工学知識、自然科学知識などを踏まえた上で、自然環境に配慮しながらも快適に生活をできる土木・環境知識を身につけていきます。
安全で快適な都市づくりの基礎を学び、実践していくことができる人材を育成していきます。

「融合理工学系」では、化学工学、機械工学、電気・通信工学、土木工学、生物工学、環境政策・計画学、応用経済学、社会学、翻訳学、応用言語学などを幅広く学び、総合的に思考できる人材を育成しています。
他の分野の技術者とコミュニケーションをとる能力、大規模な組織を動かしていくマネジメント能力を持った人材育成を進めています。

入試傾向と対策法について

文系科目

英語

東京工業大学の英語は1000~2000語にも及ぶ長文2題で構成されています。
単語、熟語、文法はそこまで難しいわけではありませんが、とにかく文章が長いために早く確実に文脈を捉えていく必要があります。
また、英文和訳・和文英訳・内容説明などの記述問題も出題されているため、確実に点数を取ることができる文章力が必要となってきます。
内容一致問題は長文の中から関係している部分を速く正確に見つける必要があります。
こういった点に注意した対策が必要です。

理系科目

数学

数学Ⅲまでを含んだ大問5題で構成されており、全問記述式となっているため非常に難易度が高くなっています。
小問が少なく、誘導型の問題があまりないため、自分で答えまでの道のりを組み立てていく必要があります。
公式の暗記だけではとても対応できないため、定理や証明をやり込んでおかなければなりません。
そのために、過去問を徹底的にやりこんでおきましょう。
特に解法をただ使うだけでなく、なぜその解法を使うのかということを考えながら鍛えていくことが重要です。
東京工業大学では数学の配点が大きいので、ここでどれだけ取れるかが合格に大きく影響してきます。

物理

東京工業大学の物理は大問が3題で「力学」「電磁気学」が1題ずつ、「熱力学」と「波動」のどちらかが1題という構成になっています。
基本問題がそのまま出るということはほとんどなく、応用問題が他の分野のものと絡めて出題されることもあり、難易度はかなり高くなっています。
力学では「単振動」、電磁気学では「電磁誘導」のように頻出分野がありますので、これらは確実に押さえておきたいところです。
部分的な理解ではなく、その現象全体を正しく理解した上で解いていかなければならない問題が多いため、全体を把握することを意識しておきましょう。

化学

大問3題の構成で「理論化学」「無機化学」「有機化学」から出題されています。
計算量が多い問題があるため、速く確実に計算を行う力が必要となってきます。
また、途中の計算式に関しては採点されませんので、部分点がもらえるということもありません。
計算ミスなどは致命的となりますので、正確さが重視されています。
時間配分に注意をして、計算することを鍛えておくと良いでしょう。

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